オペ室(手術室)を辞めたいと考えている方へ

【オペ室を辞めても、病院は辞めない】
 オペ室は時間外や土日の緊急オペに対応するため、待機制をとっているところが多いでしょう。待機や、夕方から始まった緊急オペ、予定外に長引いてしまったオペに対応するのが時間的に難しい人もいますね。
 医師ほどではないにしろ、一度始まると交代は頻繁にするものではありませんから、体調的に不安のある人もいるでしょう。

 

 これらの問題があるためにオペ室から外れたいと思うのであれば、オペ室から他の部署に異動させてもらうのがベスト。同じ病院内の勤務であれば給料やボーナスは現状維持できますし、退職金も積み立てられます。 
 また、オペ室経験が長くて他での経験がない場合も、知った顔がいれば心強いものです。新しい職場で不慣れなことをするのは、大変ストレスがかかるし勇気のいるものですから。病院内の異動であれば、慣れないことも少し勇気が出ます。

 

 

【どうしても病院を辞めたくなったら】
 異動では対処できない・どうしても今の病院を辞めたいという場合は、今後どういう選択肢があるでしょうか。

 

・別の同規模の病院のオペ室
・小さ目の一般病院のオペ室
・クリニックの外来オペ担当
・施設、他病院の外来・一般病棟など、オペと関係のないところ
・離職

 

 大きく分けるとこんなところでしょうか。どの選択肢も自分で決断したことなら、構いません。ただし、今後も続く看護師人生に不利にならないような選択をしたいところです。離職するのは簡単ですが、離職してからまた5年10年たって病院のオペ室に入るというと、器具も変わっていれば術式も変わっているでしょう。

 

 自分がオペに関わっていたいというのであれば、できるだけ同規模のオペ室配属になりたいもの。ですが、ここでオペ室から離れていろいろな経験を積むのも一つの選択です。なぜなら、高齢になってリタイアする直前までオペ室だけにいるという人はごくまれだからです。

 

 どこでも働けるような人材であるために、一般病棟や外来にいってみるのもよいでしょう。これらの場所であれば、ある程度オペ前後の患者もいるのでオペ室の経験を多少でも活かすことができます。

 

 

 どの部署であっても、辞めたいと思った時に注意して欲しいことがあります。
・自分のキャリアを、自分で潰さないこと。
・楽な道に進むことで、その後の選択肢を狭めないこと。
 オペ室を辞めることそのものが悪いわけではありません。ですが、逃げる転職は自分のためになりません。この先20年・30年どう働いていくか、どういう人生を送るかを考えた転職活動をしましょう。