NICUを辞めたいなら、転職先選びで重要なポイントはココ!

【NICUならではのストレス】 
 NICUは非常に特殊な場所です。それ故に、成人病棟ではありえないことがストレスとなります。NICUの特徴をいくつか挙げてみましょう。

 

・患者が新生児もしくは乳児に限定されている
・患児の全ての病気に対応する(成人と違って全科が対象)
・看護の対象が親、祖父母まで含まれる
・限られた1部屋にしかいない
・処置の殆どは医師が行う

 

 ということでしょうか。特に患者が新生児というところが一番ですね。新生児相手ですから患者とは会話できません。仕事はとにかく全てが細かく、全てのサイズ・量に細かい計算を要します。さらに、それは全て医師の指示のもとですので、大人のように看護師独自の判断で行動することが少なくなりがちです。
 また、ワンフロアのNICUに、患者もスタッフも全てが常に顔を合わせることになります。逃げ場がないので、性格的に合わない人と一緒の勤務になるととてもストレスを感じるでしょう。患者や親との関わりよりも、スタッフ間の関係が悪くてNICUを出る人も少なくありません。

 

 

【NICUを辞めたくなったら】
 NICUは対象が新生児か乳児に限られています。早産故に入院しており、病気ではないこともありますね。NICUの経験は貴重であるといえますが、見方をかえるとNICUの経験だけでは看護師としての仕事はかなり限られます。看護の対象は大人(特に高齢者)が圧倒的に多いからです。NICUにいくら10年いても、成人看護は勝手が違います。点滴や採血といった看護技術は、殆ど身についていないことでしょう。

 

 小児科のクリニックやこども病院でのみ働くという人もいますが、60歳超まで働くとして、全て小児だけでやっていけるかわかりませんね。
 やはり子供も大人もみれる看護師であるべきでしょう。NICUが合わない・嫌だというのであれば、異動希望を出してしまうのが一番です。1〜2年であれば良い経験ですが、自分に合わないと思っているのであれば、これからも小児を職場として選ぶことは少ないでしょう。それならば、異動してしまうのがよいでしょう。中には腰痛等からNICUを希望する看護師もいますから、行きたい人はいるものです。

 

 もし異動という形が難しい、そこのスタッフとはもう関係を持ちたくない、病院の体制についていけないといった病院に対しての不満があるのであれば、いっそ転職してしまうのも一つの選択です。看護師の職場はNICUだけではありませんから、もっと色々な職場を探してみましょう。